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小坂製錬 小坂線
雪沢温泉 【次の掲載駅】 深沢
新 沢 Shinsawa
 ●1994年9月
【撮影日:94.09.15./掲載日:24.08.24.】
 当駅は、樹海ライン沿いにある田圃の中の砂利の一本道を突き進んだところにあった。ただ駅に至る道路には看板もなく、駅入口の正解を探すのにも少し迷ってしまった。
 写真右側に見える駅舎はブロック塀に屋根をつけただけの簡素なものだった。当時既に無人駅であったが、保線員のための詰所として現役であった。駅舎中には券売窓口も存在した跡が残っていた。
 駅構内はかつて列車交換駅であったので、写真で見て判るように駅は島式ホームになっている。ただ訪れたときは駅出入口側の線路は剥がされてただの棒線配線の駅になっていた。ホーム中程には背の高い街灯が一本立っていた。また駅構内には保線車輛が置かれていた。
 当駅について掲載している他サイトの画像を見ると、掲載日現在の駅舎は雑草の中に埋もれるように存在し、屋根は崩れて廃屋然とした状態になっているようだ。
 
【撮影日:94.09.15./掲載日:24.08.24.】
 ホームの大館側の端っこのすぐ先に留置されていた2輛の保線車輛。それぞれの車輛は本線に対して直角方向に敷かれた線路上に置かれていた。また手前側の保線車輛の車体には小坂鉄道の社章が描かれていた。
 
【撮影日:94.09.15./掲載日:24.08.24.】
 雨が降りしきる中、駅に到着した9列車を撮影。
 写真右に、裏面に何も書かれていない駅名標が細く写っている。実はこの訪問時、当駅の表側の駅名標の写真を撮っているのだが、フィルムを現像してみると自分の指がかぶっていたという大失敗をしてしまった。ちなみに駅名標のローマ字は「SINSAWA」ともちろん訓令式だった。
 そしてこの時もうひとつの失敗をしている。当時、日時をフィルムに焼き付ける機能があるフィルムカメラを使用していたのだが、これ以降に撮影した小坂鉄道の写真には、なぜか日付機能がOFFになってしまい、それに気づかず撮影を続けてしまった。

 ◆写真の列車情報◆ キハ2100形 キハ2105 1522発 9列車 [普通]大館→小坂

 
【撮影日:94.09.15./掲載日:24.08.24.】
 上項の写真に続いて振り返りを撮影。この時は普通に雨が降っており、傘をさしての撮影であった。
 
 

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