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国鉄 白棚線
JNR / Hakuhō Line

駅リンク先
磐城棚倉

 
【撮影日:14.10.11./掲載日:18.08.04.】
 磐城棚倉駅前にある、元・白河支店棚倉営業所の様子。同営業所は撮影日の半年前に白河支店に統合されるまでは現役であった。この場所では白棚線に使用しているバスの整備等も行われていた。ただ訪問時も建物脇に洗車機が残されており、バスが停車していた。もしかしたら営業所としての機能は無くなってしまったが、なんだかの形(乗務員の休憩・宿泊とか?)で建物等は利用されている可能性はありそうだ。
 磐城棚倉駅を最初に開設したのは、白棚鉄道のほうが先だった(1916(大5)年)。国鉄水郡線(当初は水郡南線)はその後に接続したということで磐城棚倉駅まで開通する(1932(昭7)年)。水郡線全通後、1941(昭16)年に白棚鉄道は国有化されて白棚線になるが、その僅か後の1944(昭19)年に戦時不要不急路線として休止されてしまう。戦後は1994(昭29)年に現在のようなバス路線として復活する。その後鉄道復活の話も出たそうだが、結果は今を見てもしかるべき。ただ鉄道路盤を利用した路線バスは、現在のBRTシステムにも通じ、BRTの嚆矢ともいえる路線である。
 
 

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