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東日本旅客鉄道 只見線
(川口高校前) 【次の掲載駅】 (湯倉入口)  
本 名 Honna
 ●2014年09月 訪問時
【撮影日:14.09.13./掲載日:15.11.18.】
 ホーム上から只見方向を見る。ここの駅も待合室の入口が板で塞がれている。
 只見線は「会津」を接頭語に付ける駅名が多い。路線としては比較的新しいということもあり、地名がが他の既存駅名とかぶってしまうというのもその理由になっている。そんな中で「本名」はシンプルで他とのかぶりもなく、時刻表の只見線のページを見ていても目立つ。
 
【撮影日:14.09.13./掲載日:15.11.18.】
 こちらの写真は駅の只見側から会津川口側を見る。この写真を見ていると、廃止間もない路線のような雰囲気を醸し出している。
 
【撮影日:14.09.13./掲載日:15.11.18.】
 駅前の様子。写真中央のカーブミラーの左側にホームに繋がる階段がある。逆の右側には待合室裏側に貼られた駅名標示がある。
 この集落の中にこぢんまりとして佇む駅は、“国鉄”の駅というよりは私鉄の駅っぽい…なんとなく。
 
【撮影日:14.09.13./掲載日:15.11.18.】
 待合室は板で塞がれており、立ち入ることができない。その板には代行バスの停車位置を示した地図が貼られておいた。その隣には、他の代行バスの停車位置を示した写真(地図ではない)が貼られていた。時刻表の類いは無かった。
 
【撮影日:14.09.13./掲載日:15.11.18.】
 駅の貼り紙にあったとおり、駅近くにある本名簡易郵便局に訪れてみた。しかしここも代行バスのバス停はおろか、時刻表のような掲示物は見つけられなかった。これは、地元の人だけに判ってもらえればいい、という状態である。
 
 
【撮影日:14.09.13./掲載日:15.11.18.】
 写真は小出側にある本名ダムで、撮影場所はダムに対面する河岸の道路上である。写真の左側から横に延びている薄い黄色いの桁が只見線の線路になる。かつてダムの手前には第六只見川橋梁の上路式のワーレントラス橋(77.5m)がかかっていた。
 
画像の上にポインタを移動すると、写真上に図形を表示します。
 トラス橋がかかっていた部分を黄色い長方形で想像してみた。また赤い楕円は、現在も残っているトラス橋の構造物の一部分である。2011(平23)年夏の新潟・福島豪雨の際にはダムは全開放され、水しぶきは鉄橋状まで跳ね上がったという。流木混ざりの圧倒的な水の量は橋脚をも押し倒し、写真の右側の護岸の内側の陸地部分さえも削ってしまった。写真の画角から外れた左側には、橋脚の一部ではないかと思われるコンクリートの塊もそのままにされていた。豪雨以来、撮影日現在も本名ダムは水門を全開状態にしているが、ダムの施設自体も損傷しているためだという。ちなみに手前の川原は、おそらくトラス橋の撤去や、工事のために造られた人工的なものである。
 
 

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