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千寿ヶ原 Senjugahara
 ●2018年10月 訪問時
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.04.25.】
 立山砂防工事専用軌道の千寿ヶ原の工事用トロッコの車庫。いくつにも分岐して規則正しく90度の円弧を描いて庫内へとつながっている610mmゲージの線路は、鉄道模型的でもある。車庫と本線は、写真の左側(写真枠外)に流れている常願寺川の下流側(写真奥方向)にある工事の準備基地の機能を備えるヤードでスイッチバックする形で繋がっている。
 「千寿ヶ原」とは立山駅周辺の狭い平地の名前で、立山駅もかつては千寿ヶ原駅を名乗っていた。
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.04.25.】
 トロッコ車庫の北側には川が流れており、車庫から一段下がったところに道と並行して本線とは別に軌道が通っている。そして立山カルデラ砂防博物館や立山駅方向につながる歩道が分岐するところに、高さがないホームが造られている。このホームは業務用ではなく、定期的に開催される砂防軌道の見学会の参加者が乗降するためのものとのこと。
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.04.25.】
 本線の山登りが始まる場所付近の様子。正面が河原で、右へ行くとホームのある場所につながっている。線路は左方向へも分岐していてデルタ線を作っている。小さい面積でもデルタ線が造れてしまう点は、さすがにトロッコ軌道といったところである。右側に台車が数輛連結されて留め置かれているが、この場所は留置線か?
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.04.25.】
 この場所は立山カルデラ砂防博物館の裏手になる。その場所に本線の軌道が通っているが、写真のようにかなりの急勾配になっている。千寿ヶ原のスイッチバックは4段構えとなっているが、撮影場所からは3段目までは見えたものの、最上段は鬱蒼とした林の中に隠れて確認することはできなかった。
 
 

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