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西日本旅客鉄道 高山本線 | |
東海旅客鉄道 高山本線 | |
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猪 谷 | Inotani |
●2018年10月 訪問時 | |
【購入日:18.10.08./掲載日:20.04.18.】 右下に「○ム」マークが入り、当駅が無人駅であることを示している。 |
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【撮影日:18.10.08./掲載日:20.04.18.】 駅名標の隣に積雪ゲージが。駅の標高は200mを越えるくらいで、富山市内から直線距離で30kmくらいしか離れていないが、谷深い土地ということもあり冬期の積雪もそれなりにあるようだ。 |
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【撮影日:18.10.08./掲載日:20.04.18.】 1930(昭5)年11月の飛越線の笹津-猪谷の延伸開業に合わせて建てられたという駅舎。訪問時で88年ほどが経っているということになる。長年有人駅として使ってきたということもあってか、窓枠はサッシとはなっているが駅舎の状態は良好で、建設当時の様子がよく残されている。 |
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【撮影日:18.10.08./掲載日:20.04.18.】 駅舎の中の様子。当駅はJR境界駅(JR西日本/JR東海)でありながらも駅員は配置されていない。かつて駅員が詰めていたであろう駅務室や窓口は、掲示板などによって綺麗に塞がれていた。そして元の窓口に前には簡易形の券売機が設置されていた。ただ無人駅とはいっても、運転上は乗務員交代や折り返し列車が設定されているので、おそらくその塞がれた壁の向こう側には乗務員詰所が置かれているのであろう。 他にJR境界駅の無人駅といえば中小国駅(JR北海道/JR東日本)がある。 |
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【撮影日:18.10.08./掲載日:20.04.18.】 ホーム側から駅舎を見る。駅舎とホームの間には複数の線路があるが、ホームには面していない線路はすっかり錆び付いていて、しばらく使用されている形跡は見られなかった。かつてはこの線路を貨物列車が往来していたのだろうか。 |
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【撮影日:18.10.08./掲載日:20.04.18.】 ホームの時刻表の上り方面には色々と貼り紙が。訪問したこの年の7月に大雨による災害があり、[普通]が坂上ー猪谷 間、[特急]は飛驒古川ー猪谷 間で運休していた。そこで当駅からの代行バスが坂上発着の普通便と、飛驒古川のみに停車する高山発着の快速便が6往復ずつ設定されていた。富山・岐阜県境区間は谷あいの狭隘な区間で、度々災害に遭って長期運休になってしまう事態が発生している。この時のこの区間の復旧は11月下旬であった。 |
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【撮影日:18.10.08./掲載日:20.04.18.】 ホームには[臨時特急 おわら]のための停車位置の表示がされていた。この列車はおわら風の盆が開催される日に大阪・福井・金沢-越中八尾 間に運転されたキハ181系による臨時列車である(年によって運転区間の設定が変わっていた)。運転されたのは2003(平15)年から2010(平22)年までで、運転の際は専用のヘッドマークが用意されていた。京都総合運転所のキハ181系の引退(と同時にキハ181系の全廃)を機に、以降は運転されていない。ということは撮影時点で、その後8年を経過しても放っておかれているということになる。それにしてもこの[特急]は猪谷までは営業運転されてはいない(と思う)ので、越中八尾到着後に回送で猪谷へ送られて、折り返しを待っていたということになる。 おわら風の盆は今や全国的に知られた、富山県八尾町で9月1日から3日間開催されるお祭りである(他に前夜祭とかもあるらしいが…)。 |
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【撮影日:18.10.08./掲載日:20.04.18.】 構内踏切から岐阜方向を見る。水路のすぐ右にある線路が1番ホームから続く高山線の線路だが、当時は当駅以南が不通となっていたので、すっかり錆び付いた状態だった。このの線路と右に見える2番ホームとの間に空間が見えるが、かつてこの場所には神岡鉄道の気動車が発着する線路が敷かれていた。 |
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【撮影日:18.10.08./掲載日:20.04.18.】 駅構内を横断する水路付近で停車するキハ120形。しかしこの水路はどのような理由で設置されているものなのだろうか。SL時代の遺構?とも思ったが、だとしたら、線路上に架空した使わないものをいつまでも残しておくのも安全上好ましいとは思えないので、そうではないんだろうなぁとは思う。 ◆写真の列車情報◆ JR西 金トヤ キハ120系 キハ120-318(+キハ120-347) 820着 848D[普通]富山→猪谷 |
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【撮影日:18.10.08./掲載日:20.04.18.】 高山線用に投入されたキハ120形は岐阜側が青緑、富山側が赤い顔を持つ変則塗装車。こういうことをすうということは何かテーマカラーとかがあるのだろうと思うのだが…調べることができなかった。 ◆写真の列車情報◆ JR西 金トヤ キハ120系 キハ120-351(+キハ120-348) 902着 850D[普通]富山→猪谷<折返>905発 855D[普通]猪谷→富山 |
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【撮影日:18.10.08./掲載日:20.04.18.】 不通区間を代行するバスが到着。バスの車体には「Kaetsuno Kanko」と書いているが、会社自体は加越能バスのもの。加越能バスの観光バスには単に「Kaetsuno」としか書いていないバスもあるので、あたかも加越能観光という関連会社があるように思うが、そうではないらしい。こちらのバスは折り返して飛驒古川のみ停車の高山ゆき[快速]便となる。またこのときは続行便で終点の坂上駅で[普通]列車に接続するニュー飛驒観光バスによる杉原・打保停車の[普通]便が発車していった。 |
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【撮影日:18.10.08./掲載日:20.04.18.】 こちらは実質上、神岡鉄道神岡線を引き継いだ形になる、濃飛バスの神岡猪谷線のバス。神岡猪谷線は濃飛バスと富山地鉄バスが共同運行する奥飛騨富山線(富山駅ー猪谷-神岡-栃尾温泉-平湯温泉)の一部区間を重複して走っている。神岡猪谷線が[普通]、奥飛騨富山線が[快速]のような関係になっているが、奥飛騨富山線のバスは猪谷駅前には入って来ず、駅から百数十メートル離れた国道上のバス停に発着する。 |
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