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西日本旅客鉄道 境港線
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境 港 Sakaiminato
 ●1997年10月訪問時
【購入日:97.10.12./購入日:19.05.12.】
 "境港"の漢字フォントが絶妙に雑である。"駅"は普通のなのに…。
【撮影日:97.10.12./掲載日:19.05.12.】
 当駅は1902(明35)年11月に御来屋-境(当時) 間の路線が開業したのと同時に営業を開始する。鉄道的にいくと終点ということにはなるが、当地は山陰の鉄道のスタート地点といってもいい場所である。これを足がかりに鳥取、松江へと線路が延伸していく。ちなみに山を越えて山陰の海岸線の町にたどり着いた最初の路線は、1909(明42)年9月の城崎(現・城崎温泉)まで開業した播但線(路線名は同年10月から)である。
 明治期に開業した「境駅」は3カ所有り、同名駅を解消するために1919(大8)年7月に現駅名に改称され、他の境駅も「武蔵境」「羽後境」に同時に改称されている。ちなみに漢字違いの南海の「堺駅」も明治期の誕生であり、前出の3つの"境駅"よりも開業が古い。
 現在の駅は駅北側にある境水道に対して垂直にぶつかるような形の駅敷地となっているが、かつては駅構内の手前から東方向に緩やかにカーブした場所にあり(この当時からの営業キロの変更はなし)、駅の東西を境水道の南岸に沿うような形で貨物側線が存在した(但し駅付近は南側に窪んだ線形)。
 "Sakaiminato"のローマ字表記については、歴史的な成り立ちからすると"Sakai"と"minato"の間をハイフンで繋いでも良いと思われるが、今では意味合い的に区切って使われることも少ないと思われるので、当HPもハイフンなしで表記した。
 
【撮影日:97.10.12./掲載日:19.05.12.】
 写真では駅舎を横から見たように見えるが、これかこれで正面サイドからの撮影である。。当駅のシンボルは駅舎の上に建つ灯台を模したもの。
 掲載日現在あたりの駅舎の写真を見てみると、灯台の屋根や蒲鉾屋根の下のラインなどが緑色に塗り替えられている。
 
 

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