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東日本旅客鉄道 羽越本線
坂町 【次の掲載駅】 桑川  
村 上 Murakami
 
【購入日:07.09.23./掲載日:18.07.18.】
 
【撮影日:07.09.23./掲載日:18.07.18.】
 
【撮影日:07.09.23./掲載日:18.07.18.】
 駅舎は一見新しく見えるが、構造自体は昭和中期の中規模程度の国鉄の駅で見られたタイプであることが判る。調べると駅舎は1964(昭39)年に建てられ、それを2005(平17)年にリニュアールしものだという。リニュアール以前は屋根の上に駅名や広告が掲示されていたようだ。
【撮影日:07.09.23./掲載日:18.07.18.】
 駅の入口の様子。駅名はゴシックと新藝体と麗雅宋のフォントを合わせたような、レトロ調のフォントが使われている。壁面も、アーチ状の飾り、木枠風のガラス窓、ランプ状の照明など、レトロな衣装が凝らされている。レトロ調に改装されているのは話題を呼ぶのにはいいとは思うが、どのような理由や経緯があってこのような改装が行われたのかが未だ不明である。単発でキャッチーなことをしても、飽きられてしまったら勿体ないので、継続した情報発信が必要なところだ。
 
【撮影日:07.09.23./掲載日:18.07.18.】
 2番線に停車中のE127系。
 写真のE127系(0番台)は1995(平7)年に誕生した車輛だが、1993(平5)年に先に誕生した交流電車701系の直流電車版ともいうべき車輛という感じがしないでもない。というのも、両形式とも当時残されていた客車列車やローカル運転の急行形電車の置き換えを目的としており、短編成化するために車内はロングシート化されたという共通点がある。運転台のデザインはE217系0番台は701系よりも丸みを帯びて柔和な感じとなったが、大糸線などで使用されている後輩のE217系100番台は701系のようなデザインに戻った。
 同編成は2015(平27)年にえちごトキメキ鉄道に譲渡され、掲載日現在もET127系V1編成として活躍中。

 ◆写真の列車情報◆ E127系 新ニイ V1(写真先頭車はクハE216-1)) 1102着 929M[普通]新潟→村上 > 1222発 936M[普通]村上→新潟
 
【撮影日:07.09.23./掲載日:18.07.18.】
 上項と同じ2番線に停車中の、キハ40系2輛編成の気動車列車。新津側先頭車はタラコ色ともいわれる首都圏色の車輛だ。

 ◆写真の列車情報◆ キハ40 583(+ キハ470 511) 1155着 824D[普通]酒田→村上
>1333発 827D[普通]村上→酒田
 
【撮影日:07.09.23./掲載日:18.07.18.】
 上項の気動車編成の秋田側先頭車は初代新潟色のキハ47。この車輛は非冷房車だったのに対し、上項のタラコ色車輛は冷房車であった。
 鼠ヶ関から乗車したとき、私は旧新潟色の車輛に乗車したのだが、車内検札に来た車掌さんに「冷房車ありますよ」と案内されたのに(訪問時は良い天気でやや暑かった)、車輛を移動せず留まった。なぜならこっちの車輛であれば窓を大胆に開放して日本海の景色を眺められると思ったからだ。事実、そうしたことで旅行している雰囲気がさらに味わうことができた。ただ鼠ヶ関→村上 間はトンネルも少なからずあるので、他の乗客にはトンネル内走行時の騒音でうるさかったかもしれない…。

 ◆写真の列車情報◆ キハ47 511(+キハ40 583) 1155着 824D[普通]酒田→村上 >1333発 827D[普通]村上→酒田
 
【撮影日:07.09.23./掲載日:18.07.18.】
 ホームには手前の824Dのためだけの停車位置目標が中線となる2番線に設置されている。奥のE127系電車が先に到着し、手前のキハ40系列車が後から到着するための措置である。縦列停車をしているのは、普通列車どうしの乗り換えを階段の昇降なしに行えるメリットというよりは、日中の折り返しで長時間当駅に停車していなければならないというダイヤ的な都合なのかもしれない。それが証拠に、両列車とも村上駅に1時間以上停車している。それにしても日中の1本の列車のために列車番号を表示した停車目標が設置されているのは珍しい気がする(夜間滞泊のための縦列停車で同様の停車目標が設置されている例はたまに見る)。
 
 

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