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東日本旅客鉄道 米坂線
伊佐領 【次の掲載駅】 坂町  
越後金丸 Echigo-Kanamaru
 
【購入日:07.09.23./掲載日:18.07.24.】
 車内より撮影。
 県境越えとなる小国ー越後金丸 間は、1938(昭11)年8月に米坂線で最後に開通した区間。その区間の途中には、玉川口駅(山形県内)があったが、1995(平7)年12月に廃止となっている。
Googleマップなどで駅周辺を見ると、駅は金丸地区の北端にあり、駅前は国道と荒川があるだけで人家が見当たらない不便な場所にあるように見えるが、対岸の2つのより小さな集落の位置を鑑みると、それぞれの地区にアクセスする負担が均等に分けられている距離にあるように見えなくもない。
 訪問当時は列車交換可能駅であったが、掲載日現在は交換設備の使用が停止になっている。合理化の名の下、列車交換のダイヤ設定がされる見込みが無くなると交換設備を廃してしまう駅が昨今多い。交換設備があるための維持費というのがどれくらい負担になっているのかは判らないが、交換設備の廃止はダイヤの硬直化を招くばかりか、ダイヤが乱れたときにいつまでも遅延が回復できなくなり、振り替え輸送の手当てをしないまま安易に長い距離を運転中止にしてしまうケースを増やしている気がしてならない。無理を押して運転しろとまでは言わないが、こうしたことがローカル線の信用を下げているように思う。
 
   
 

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