千代田線の綾瀬検車区でとられた写真をデザインに使用したパスネットカード。千代田線の車輛の他、有楽町線と南北線の車輛が見える。綾瀬検車区に隣接する綾瀬工場では両線(と、掲載日現在では副都心線と埼玉高速鉄道)の車輛の入場を受け入れている。
パスネット導入前の、メトロカード時代のもの。メトロカードは都営地下鉄を含む他社線での利用は不可だった。
カードにとられている車輛は6000系と06系。
右の6000系は1968(昭43)年から1990(平2)年にかけて3輛編成1本(試作車)と10輛編成35本が製造された、初代の主役車輛。掲載日現在では16000系置き換えによって廃車やインドネシアへの譲渡が進み、掲載日現在で4編成を残すのみとなっている。
一方、左の06系は1993(平5)年に運用数の増加によって導入された10輛編成1本のみの異端児的な存在。そういうこともあって、16000系の増備が始まると廃車の対象となり、6000系より一足早く2015(平27)年に姿を消している。