西武鉄道 新宿線 | |
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[南入曽車両基地] | Ninami-Iriso Yard |
★2016.08.20. 南入曽車両基地 電車夏まつり2016 | |
【入手日:16.08.20./掲載日:16.09.22.】 一見イベントで配られる無料の円形うちわ(直径221mm)であるが、このうちわには新所沢駅と南入曽車両基地間に運転される臨時列車に乗車できる乗車証(乗車票)という役割が与えられている。このうちわは、新所沢駅と南入曽車両基地で配布された。夏のイベントということでうちわという形で用意されたのだろうが、当日はあいにくの大雨で、多くは涼むための役割は果たせなかったのではないだろうか。 裏面には車庫の全体図の概略や、見学コースや展示場所の他、臨時列車の時刻表などが印刷されている。 ちなみに車両基地の乗り場と会場の間には臨時の改札口が設けられており、PASMOなどの利用も可能だった。ただしカードに記録される情報は"新所沢"の入出場である。 左の画像はクリックすると裏面を表示します。 |
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【撮影日:16.08.20./掲載日:16.09.22.】 この手のイベントでは定番、並んだ電車を撮影することができる。また方向幕・種別幕はランダムに入れ替わる。この手はこういうイベントならではだ。 編成と方向幕は、右から20000系[急行]西武遊園地、6000系[通勤急行]西武新宿、9000系KPP TRAIN[拝島快速]拝島。この写真を撮影した前か後かは解らないが、20000系の右隣に30000系も顔を揃えたようだ。ちなみに写真の6000系は、他の同系車と異なり地下鉄乗り入れ非対応の初期型車(2編成在籍)で、それがゆえに新宿線で使用されている第1編成。 [拝島快速]は2008(平20)年6月から4年間だけ運転された種別で、拝島や玉川上水から南下して中央線を利用している乗客に西武を利用してもらうために設定されたと記憶している。速達性を重視したため、急行が各駅に停車していた区間のうち、田無-玉川上水 間を小平停車のみとした一方、その救済措置として[拝島快速]に接続する同区間の各駅停車を増発した。個人的に、この対応は区間列車増発駅において多摩モノレールを介して立川方面の移動を便利にしただけにしか見えなかった。短命に終わった結果を見ても、西武の狙う結果にならなかったことは確かだろう。 |
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【撮影日:16.08.20./掲載日:16.09.22.】 別の並びを撮影。 編成と方向幕は、右から10000系"小さな旅"、2000系[準急]一橋学園・「奥武蔵」ヘッドマーク付き、2000系[通勤準急]新所沢。 "小さな旅"は不定期に運行される企画列車だそうだ。他では[臨時]や[団体]で表示されるたぐいの物だろうが、特別に、しかも絵入りで用意されているのは驚きである(イラストは山並み)。2つの2000系の種別・方向幕の表示について、実際に走らせてみたらどうなるかということを想像してみる。[準急]一橋学園・「奥武蔵」について考えると、飯能以西と一橋学園を結ぶ列車で、しかも[準急]となると、通過できそうな駅は青梅街道くらいしか思いつかない(笑)。[通勤準急]新所沢は、通常の[準急]の停車駅から鷺ノ宮を通過にするのが妥当か? ちなみに「奥武蔵」は、私が子供の頃は[急行]、のちに[快速急行]で休日運転していた池袋ー西武秩父 間の列車に使用されていた。 |
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【撮影日:16.08.20./掲載日:16.09.22.】 上の写真のさらに左側にはもう一編成の2000系が停められていたのだが、その列車には貫通扉部にサボ受けが固定され、昭和40年代まで使用されていたデザインを模した「南入曽電車夏まつり」の全面サボが入れられていた。 |
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【撮影日:16.08.20./掲載日:16.09.22.】 西武ライオンズのデザインが施された「L-Train」塗装の9000系9108編成(10輛編成)。通常は池袋線系統で運用されているので、当日はイベントに参加するために登場。 「L-Train」は2010(平22)に3000系が初めてまとった塗色だが、同編成が2013(平25)年に廃車されたのを受けて、写真の編成が2代目「L-Train」となった。 車体色のベースとなっている濃紺色はチームカラーで、レジェンドブルーという名前がついているらしいが、プロ野球チームが"のーこん"というのはどうなんだろうと思ってしまった。私からすれば、西武球団のチームカラーが濃紺というイメージはなく、水色なんだけどなぁ(古い?)。 この写真の撮影時の方向幕は[快速急行]池袋。初めは珍しい方向幕表示ではないなぁと思ったが、東京メトロ-東急直通の系統に[快速急行]の運用が始まってからは西武の池袋にやってくる列車は休日の秩父行楽用のみとなってしまい、撮影日現在だと休日の上りの3本でしかこの方向幕を見ることができなくなっていることに気がついた(しかも、うち2本は4000系での運用)。元より10輛編成は西武秩父線の運用には入らないので、現在では通常で見ることができない系式と方向幕の組み合わせということになる。 ついでにもうひとつ。撮影時の時点では、新宿線系統に9000系の配置は無くなっている。ただ「KPP TRAIN」が期間限定で新宿線系統に定期運用に入っているので、一時的に9000系が運用復活している形になっている。 |
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【撮影日:16.08.20./掲載日:16.09.22.】 場内を一周して戻ってきたときに、「L-Train」の方向幕表示が[通勤急行]武蔵丘になっていた。武蔵丘は、池袋線の東飯能ー高麗 間にある2つの信号場のうちの高麗側の信号場で、かつ、その信号所から分岐した先にある車両基地、車両研修場の名前である。 通常旅客営業をしない駅名を方向幕に持っているのは不思議で、正直使いどころがないものである。武蔵丘車両研修場では毎年一般公開が行われており、その際の輸送に使うことは可能ではあるが、そのためにわざわざ入れているとも考えにくい。逆に武蔵丘の方向幕があるのであれば、同じく毎年一般公開している南入曽の方向幕があってもよさそうなものだ。 |
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【撮影日:16.08.20./掲載日:16.09.22.】 「L-Train」の車内。車内は吊り広告とつり革広告はすべて西武ライオンズの選手などの紹介になっている。また吊り広告の一部はユニホームを模した形になっているのもユニークだ(編成の中に同じ背番号のものは無かったように思う)。ただ広告すべてが球団のもではなく、戸袋部や網棚上の鴨居部分は通常の広告となっている。「KPP TRAIN」はそのあたり徹底しているのになぁ。 |
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【撮影日:16.08.20./掲載日:16.09.22.】 写真は2000系2455編成(2輛編成)。撮影時の方向幕表示は[快速急行]国分寺。 当然ながら過去にこのような列車は運転されたことは無い。ただもし運転されたなら…、と考えた場合、国分寺線系統なら国分寺-本川越 間の運転として国分寺線内はノンストップ、途中停車駅は所沢と、他に東村山、新所沢、狭山市のどれか1駅を加えた形だろうか。もし多摩湖線系統だったら、是非、国分寺ー西武遊園地 間をノンストップで(笑)。萩山に停車させるという考えもあるだろうが、そうしたらこのときの種別は[急行]ではないだろうか。 この編成の反対側が庫内に頭を突っ込んでいるが、その理由は下の項で。 |
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【撮影日:16.08.20./掲載日:16.09.22.】 2455編成の反対側は…というと、連結器部分に通したロープを介して、電車と綱引きができるというイベントが行われていた。前照灯には目が貼り付けられており、窓上にはねじりはちまきが飾られていた。綱引きの時に用いられる車輛形式は毎年異なるようだ。 |
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【撮影日:16.08.20./掲載日:16.09.22.】 庫内の南側はポスター展示やブース内での催し物が行われていた。雨を避けて中に入っている人も多く、結構混雑していた。 |
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【撮影日:16.08.20./掲載日:16.09.22.】 写真には移っていない右側では2000系が1編成据え付けられており、車内に車両基地の仕事の内容の展示が行われており、外側の床下機器の前には説明書きが置かれていたり、貫通扉を開いて記念撮影場所になっていたりと、お祭りらしい雰囲気だ。 しかしその反対側の写真に写っているところでは、日常と変わらず車輛の点検が行われていた。写真の編成もこのすぐ後に庫内から出場していった。車輛区開放日とはいっても、いつもと変わらない日常も存在していた。 |
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【撮影日:16.08.20./掲載日:16.09.22.】 これは軌陸車の体験乗車。もちろん鉄輪モードで、である。普通の車(トラック)で線路上を走行する体験ができるのは、面白いかもしれない。 |
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