小坂製錬 小坂線 | |
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小 坂 | Kosaka |
●1994年9月 | |
【購入日:94.09.15./掲載日:24.09.29.】 番号:1636。 |
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【入手日:94.09.15./掲載日:24.09.29.】 車内でドローした整理券。当時の小坂線には10駅あるが、番号は「9」で間違いないだろうが(だとすると、大館は発見ナシか"0"?)、ぱっと見"8"にも読めてしまう。しかも数字にはアンダーバーの表記もないので、"6"と間違えそうな気もしてならない("6"だけアンダーバーが入っているパターンも考えられなくもないが)。 |
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【撮影日:94.09.15./掲載日:24.09.29.】 改札口そばの、ホーム側の屋根下に掲げられた駅名標。 |
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【撮影日:94.09.15./掲載日:24.09.29.】 当駅は当鉄道の拠点駅。駅舎とホームは広大なヤードの北端の東側に建てられている。また屋根つきの機関庫は本線を挟んだ挟む北西の斜向かいにある。写真の駅舎の左隣に鉄骨の細い電波塔のようなものがあるが、鉄道の通信用だろうか。そこには社章と「小坂鉄道」の文字が掲げられている。 休日は下り一番列車となる5列車到着したあと賑わいを見せていた小坂駅だったが、14分後に折り返しの8列車が大館に向けて出発したあとは写真のように静寂が戻っていた。 掲載日現在は、電波塔のようなものの隣の建屋(トイレ?)は撤去され「小坂鉄道レールパーク」の駐車場に繋がる道路になり、電波塔のようなものに掲げられていた社章だけは外されているが、駅舎等の建物や駅前の車の転回所などはそのまま維持されている。 |
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【撮影日:94.09.15./掲載日:24.09.29.】 小坂駅舎内に掲げられている出発・到着の時刻表。平日7往復、休日4往復という本数が、需要の少なさを物語っている。平日ダイヤの内容だと、通学利用者ならなんとかなんとかぎりぎり使えるという感じだが、通勤や出張の帰宅時利用には難がありそうだ。このほかに貨物が2往復と茂内→小坂の回送機関車が2本あるのみである。 |
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【撮影日:94.09.15./掲載日:24.09.29.】 休日の始発列車となる6列車に乗車して大館に向かう。列車内はガラガラで、私以外の乗客は用務客3人くらいと鉄道マニアと思しき2人だけだった。 旅客委営業廃止まであと半月という状況なのにマニアの姿は少なく、大館折り返しの5列車ではその数は増えたものの、乗客全体としては地元の方と思われるお名残乗車の客のはほうが多かった。今だったらマニアの姿はこんな少ないことは無いだろうと思うと、これもインターネット普及の功罪なんだろうなぁと考えてしまう。Windows95が発売されるのはこの撮影の1年あまり後の話だ。 |
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【撮影日:94.09.16./掲載日:24.09.29.】 早朝、朝靄がかかる小坂駅のヤードで、硫酸輸送のコタキ5750の長い編成が静かに休んでいた。 |
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【撮影日:94.09.16./掲載日:24.09.29.】 朝靄が少しずつ晴れ初めて、薄い朝日の光が差し込んできた。 |
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【撮影日:94.09.16./掲載日:24.09.29.】 早朝の小坂駅。朝靄の中に、平日の一番列車である2列車(左)と、やはり平日のみ運転の4列車(右)が駅構内で待機していた。 |
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【撮影日:94.09.16./掲載日:24.09.29.】 駅の北側、樹海ロードを横断する踏切で始発の2列車を見送る。 この後わたしは茂内駅に車で移動したのだが、結果として2列車が茂内駅に到着するよりも一足早くわたしは到着してしまった(笑)。古館駅と篭谷駅の間にある峠道は上り勾配が結構きついので、列車が所要時間を取られてしまうのも仕方がない。 |
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●1994年9月 小坂郷土資料館 | |
【撮影日:94.09.15./掲載日:24.09.29.】 小坂郷土資料館内にある、初代小坂駅の模築物。現役の小坂駅もこぢんまりとしてかわいい駅舎だが、こちらもさらにこぢんまりとしたかわいらしさ。駅舎内には昭和初期の時刻表や運賃表も掲げられている。 |
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【撮影日:94.09.15./掲載日:24.09.29.】 初代小坂駅の駅舎内に掲示されていた昭和初期の時刻表や運賃表も掲げられている。偶然にも小坂線の旅客列車は1日7往復と訪問時と変わらないが、所要時間は約70~80分かかっており、キハ2100形での運転の約2倍を要していた。ちなみに花岡線の旅客列車は1日8往復と、小坂線より多かったようだ。 |
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【撮影日:94.09.15./掲載日:24.09.29.】 こちらは昭和初期の運賃表。当時は二等車も連結されていたようだ。当時は東北最大と言われた鉱山町で、二等車の存在はその証とも考えられる。 余談だが、同じく町内にある「康楽館」は鉱山が栄えていた時期には、次々に一流の役者が来て興行を行っていたという。かつての小坂の繁栄が偲ばれる。 |
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【撮影日:94.09.15./掲載日:24.09.29.】 同じく小坂郷土資料館内の初代小坂駅とともにある、大正15年にやってきた軌間762mm時代に活躍したボールドウィン製の蒸気機関車。機関車の後ろには、大正天皇が皇太子時代に乗車した貴賓車が連結されている。762mmという軌間であるために、双方とも小型でかわいらしい。場内には他に、線路整備用のモーターカーなども展示されていた。 この展示されていた機関車は、客車共々、投稿日現在では旧小坂鉄道小坂駅の「小坂鉄道レールパーク」に移設展示されている(2014(平26)年以降)。 |
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【撮影日:94.09.15./掲載日:24.09.29.】 こちらが機関車の後ろに連結された、大正天皇が皇太子時代に乗車した貴賓車。 上項でも書いたように、投稿日現在は「小坂鉄道レールパーク」に展示されているが、そこにはキハ2101も展示されている。 |
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