渋川駅の宮内側にある利根川第一橋梁の下り線を行く107系の4連。よく見る前の2輛と後ろの2輛とで側面窓の配置が異なっていたので、前が100番台の1次車で、後ろが2次車ということが判る。
利根川第一橋梁は上下線とも8連から成る橋梁であるが、上り線は渋川駅側(写真右側)から5～7連が上路トラス橋で他がプレートガーター橋となっている。一方、上り線鉄橋よりも年齢の若い下り線鉄橋は8連とも全てガーター橋となっている。画面映え的には上り線を行く列車の方がいいのだろうが、下り線列車でもそんなに悪い感じではない。
この時は会社の出張で渋川に来ていて、写真後方にちょこっと写っているが、この鉄橋に近いホテルに宿泊していた。この写真を撮影してから、朝食を摂りにホテルに戻ったのだが、会社の同僚には「朝も早くから好きだねぇ」と言われてしまった。別にこのホテルを手配したのは私ではなく、同僚の方だったんですがね(笑)。
記事掲載日から見るとこの写真を撮影したのはちょうど10年前ということになる。写真の107系も、一部が上信電鉄に移ったとはいえ、JRの線路からは消え去ってしまった。
◆写真の列車情報◆ 高シマ 107系100番台 1次車(左2輛)＋2次車(右2輛) 647発 721M[普通]高崎→水上 (車番は不明)
